やって来ました 晴れの国 岡山!

けんせいえん外観

・・・はまさかの雨でした。(写真は岡山中央福祉会HPより借用)

我々が向かったのは、この春にオープンした特別養護老人ホーム「中野けんせいえん」です。

21・老福連(21世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会)に加入する法人同士が、四半期に一度中国ブロック内で集まり、さまざまな意見交換を行っているのですが、今回は岡山中央福祉会様が120床の特養をオープンされたとのことで、せっかくなので施設見学にお邪魔しました。

4階建てのそれは立派な外観でした。「いくらかかったんだろう」と無粋な疑問が湧いてきます。

リビング

1階には地域交流スペースがあり、入居者の方は2階~4階でお暮しでした。

ユニット(10人単位のグループ)の空間にはそれぞれ玄関があり、ユニットによって壁紙や天井、家具の色調やデザインが異なるという、とてもコストのかかる凝った造りになっていました。

至る所でプロジェクトチームのこだわりが感じられます。床材も柔らかかったですね。

居室2

洋室だけの老人ホームが大半の中、ここは和室(畳!)の部屋も用意されていましたよ。

台所

これはユニットのリビングにあるアイルランドキッチンです。

なんと、毎日厨房職員がここで調理をして、出来立ての料理を提供されるそうです。各ユニットに調理員を配置するため、倍近くの人員を採用したのだとか・・・

確かに、厨房施設で大量調理を行うよりも、この方が厨房職員もやりがいを感じることでしょう。目の前で調理をすれば、入居者の方も食欲が増すってもんです。

 

いい刺激をもらった施設見学でした。

ひまわり園の本館も30年を経過した建物ですし、そろそろ考えないとですねえ。

鬼退治はできても、団子で施設は建たないからなあ・・・