おはようございます。

8月だというのに、この涼しさは一体何事でしょうか。

そんなことはさておき、昨日開催した学習会の様子をご紹介しましょう。

 

8月30日の夕刻より、職員対象のメンタルヘルス学習会を開催しました。

メンタル学習1 

全産業において、職員のメンタル不調による休職・退職が課題となっていますが、福祉関係の職場も例外ではありません。

職員の不調に気付いても、浅はかな知識では同僚も上司も対応に困るばかりで、事態は悪化の一途を辿ります。

この状況を打開しようと、昨年度から臨床心理士の斉藤先生を法人カウンセラーとしてお招きし、職員との面談を実施しています。

今回はメンタルヘルスについて職場全体に理解を広げるため、この学習会を企画しました。

 

斉藤先生「僕のこと、知っている人いますか?」

あいさつもそこそこに、早速グループワークが始まりました。

メンタル学習会2

今回の学習会のテーマは「仲間づくり」です。

5~6人のグループに分かれると、模造紙が1枚渡されました。

先生から出された指令は4つ

1.今からコラージュ作品を作ります。各グループごとに作品のテーマを決めてください。

2.テーマが決まったら、持参した古雑誌を自由に切り抜いて、模造紙に張り付けてください。

3.ただし、作業中は一言も話してはいけません。

4.グループ内のコミュニケーションは、アイコンタクトとジェスチャーのみで行ってください。

メンタル学習3 

聞こえてくるのは雑誌をめくる音とハサミで切り取る音のみ。

誰一人声を出す者がおりません。黙々と作業に没頭しています。

では、できあがりを見てみましょう。

 

グループA テーマ「健康」

 健康

 

グループB テーマ「花畑」

花畑

 

グループC テーマ「夏」

夏

 

グループD テーマ「秋」

秋

 

最後に、できあがった作品を見て、意見交換を行います。

メンタル学習会4

言語の使用が禁止された、いわば『不自由な作業』を意外にも参加者全員が「楽しかった」と答えました。

なぜ楽しいと感じたのだろうか?先生の問いかけから、少しずつその答えが明らかになっていきます。

 

とかくストレス過多といわれる現代社会。

感情を抑えることが「大人」と教えられてきた私たち。

 

この学習会で、先生から大事なメッセージを贈られたように思います。