クリスマスも終わり、今年もあと僅かとなりました。

今年最後を飾る職員全体研修は、リスクマネジメントです。

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リスクマネジメントということで、

講師を務めるのはひまわり園で最も危険な香りのする男、O課長にお願いしました。

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危険な香りにやられ、手元が狂ったのは言うまでもありません。

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施設入居者の方、在宅の利用者の方と接する中で、さまざまな出来事が発生します。

車いすからベッドに移ろうとして転んでしまったり、お風呂にご案内したら体にあざが見つかったり、石鹸だと認識できず飲んでしまったり・・・等々、事の軽重はありますが、これだけ多くの高齢者の方がいらっしゃると、予測を超える事態が度々発生します。

出来事が発生したとき、発見者は報告書を提出し、その報告書をもとにチームで再発予防策を検討することになります。この報告書が適切に書かれていないと、見当はずれな予防策になってしまうので注意が必要です。

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今回の研修のポイントは、「発見したときの状況をありのままに記録すること」でした。

発見者の思い込みや推測ではなく、事実のみを報告書に記載すること。こうすることで、先入観を持たずに「何が原因だったのか」をチームで検討することができます。

O課長扮する利用者の動画を通し、記録の大切さを改めて確認しました。