やくも4号
2017年01月22日
5時半ちょうどの~
やくも4号で~
わたしは わたしは 出雲から 旅立ちます~ (駅のコンビニは6時からと知り消沈)
というわけで、1月15日の吹雪の中、やってきました岡山県。
雪ありませんし、晴れてますし。 山陽は眩しいぜ・・・
今回の目的は、岡山中央福祉会主催の経験交流発表会にお邪魔することでした。
ここの法人は職員規模が500人超。たくさんの施設、介護サービス事業所を運営しておられるわけですが、職員各々が自分の配属された職場だけに関心を持っているようでは、法人全体のことを把握することができません。
そこで、法人職員が年に一度集まり、それぞれに取り組んできた成果を発表し合い、交流を深める機会を16年間継続しておられるそうです。
私も、同じ21老福連加入施設ということで、今回勉強させていただくことになりました。
井場理事長のあいさつ、弁護士様による年金制度の講演と続き、今年度オープンした特別養護老人ホーム「中野けんせいえん」の奮闘が報告されました。
そのあとに催されたのは表彰式でしたが、なかなか秀逸な内容です。
岡山中央福祉会の事業所は、業績向上やコスト削減に向け主体的にさまざまな努力をしておられるようです。
今回、最優秀賞を受賞されたのはデイサービスセンターかなおか様でしたが、ほかにもユニークな賞がたくさん用意されていました。
ケチケチ大賞、自給自足賞、外にバケツ賞、黒字チャレンジ賞・・・などなど。
会議資料をペーパーレス化したり、職員のトイレットペーパー使用量に制限をかけたり、雨水をバケツに溜めて洗車したり、各事業所から「本当に?」と思える涙ぐましい努力が報告され、会場は笑いに包まれました。
皆さん悲壮感はまったくなく、どの事業所も「面白がってケチケチする」という姿勢が貫かれていました。何事もユニークさを欠いてはならんということですね。
職員が主体的であれば、やらされ感は生まれない。岡山中央福祉会の組織風土は一朝一夕にできたものではないと思い知らされました。
午後からは3つの分科会に分かれ、各事業所の専門職から発表が行われました。
各事業所の職員同士が意見を言い合い、お互いを称える光景があり、私自身多くの勉強をさせていただきました。
次回は是非、うちの施設からも発表者を派遣して、他流試合したいと思います。