まつりのあと未定
2017年10月18日
いやー・・・
まつりの感慨にふける暇もなく、日常に追われ続けて、気が付けばすっかり肌寒い季節に。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ひまわり園まつりのご報告も今回がクライマックスです。舞台の様子を中心にいってみましょう。
まずは湖陵町からお越しの
差海木遣り歌保存会様の登場です!
そりゃあもう、エンジェル達では表せない本物感ですよ。
10月の差海地区は、有名な神事華奉納の準備で大忙し。そんな中駆けつけてくださったのです。
すると突然、司会者のKAZUが乱入し、木遣り歌に参戦。
舞台をぶち壊しにするかと思いきや、見事な合いの手を入れるのでこれまたびっくり。
女性ふたりのハートをがっちりつかんだようですよ。
しかしこれだけで終わらないのが木遣り歌保存会です。
銭太鼓はするわ
舞うわ
踊るわ(御年80歳のドジョウ掬い!)
認定を受けられた際は是非ひまわり園にお越しください!
木遣り歌保存会の皆様、素晴らしい舞台をありがとうございました。
いやー、すごかったね~なんて言っていたら、間髪入れずに次の舞台の幕あけです。
神西地区からお越しの神西神楽団様です!
ぷっしゅわ~
と火を噴いたオロチ登場!
・・・ん?舞台が狭くないか?と思ったのは私だけではないはず。
オロチ2尾とスサノオが、もう何が何だかわからないくらい絡まりあった図。
舞台ギリギリまで使っての演舞。リハーサルなしでここまでできるなんてさすがです。
なかなか手ごわいオロチ。会場も固唾をのんで見守ります。
討ち取った~り~♪
やっぱり草薙剣の切れ味は最高やね!とスサノオが言っていたかは定かでありませんが、これにて一件落着です。
感動して目に涙を浮かべる方も。やっぱり神楽は何度見てもいいですね~。
神西神楽団の皆さま、ありがとうございました。
それにしてもすごい迫力でした。話を伺うと、「本当はもっと多くのオロチを登場させたかった」とのこと。神楽をやるには少々舞台が狭すぎたようです。
舞台担当のラオウさん、得意のDIYで来年はどでかいステージを頼みますよ!
さて、ここで一旦小休止です。
屋台係が必死の形相で調理に追われる中、会場ではこんな光景が。
うまい、うまい。これうまい。
仕切り直して後半戦、神門うぐいす会様の登場です!
何ともミステリアスな雰囲気です。
それもそのはず、神門うぐいす会様は基本は懐メロ披露なのですが、曲の合間にサプライズがあるのです。
なんと突然のマジックショー!
帽子から「ドラえもんか!」というくらい、まあ出るわ出るわ。ありとあらゆる物が出てきます。
今こうしてふり返ってみても、どういう仕掛けだったのか未だに謎です。
そして最後は会場のリクエストにより、即興で「岸壁の母」を歌っていただきました。
これを歌えない介護職員は、お年寄り様にダメ出しされるのでぜひ覚えておきましょう。
神門うぐいす会の皆様、ありがとうございました。
ここまでの進行を担当した司会者2名、とうとう最後までお約束のカツラをかぶってもらえませんでしたが、準備時間のない中、ほとんどアドリブなのに見事な進行でした。
特にニッシーは2年連続の司会選出ということで、大変名誉なことでお慶び申し上げます。
さあ、まつりのラストを飾るのはこの方です!
まさかの顔出しNGですが、入居者の方が登壇され、自慢の歌声でトリを飾られました。
司会から、ひまわり園のサブちゃんです!と勢いよく紹介されましたが、
「では、村田英雄の王将を歌います」と答えられ、アカペラで歌い始められました。
歌い終えたところで、司会が「いや~、見事な王将でした」と言うと、
「では、続いて王将を歌います」と答えられ、再びアカペラで歌い始められました。
そうです。一曲目は安来節を歌われたのです。
安来節と王将は、介護職員ならぜひ覚えておきましょう。
村田英雄も人気あるな~としみじみ感じた10月初旬。
こうしてまつりは幕を閉じました。
ということで、3回にわたり祭りの様子をノンフィクションでご紹介しました。
老人ホームの祭りというのは、もちろん神事ではありませんので、それ自体に何か意味があるわけではありません。理由がついているとしたら、それはすべて後付けですね。
明日になれば、大半の方はこの出来事を忘れておられ、いつもの日常が始まっています。
大事なのは、理屈ではないんだよなと、まつりが終わる度に思います。
ご来場いただいた皆様、後援会ボランティアの皆様、家族会役員の皆様、演芸の皆様、そして準備から本番まで頑張ってくれた職員、皆さんの協力があって成立したイベントでした。この場を借りて感謝申し上げます。
今年もいい祭りとなりました。ありがとうございました。
ところで、屋台の売り上げですが、今年は何に使いましょうかね~・・・