皆様、あけましておめでとうございます。

気が付けば、今年に入って既に1か月が経過しようとしております。

こんな感じで、あっという間に年度末を迎えるのでしょうね。ああ恐ろしい。

 

さて、今回は年度末より恐ろしい「人」についてのお話です。

施設内で開かれた「防犯対策」の学習会をご紹介しましょう。

 1

まあ、昔から「人ほど恐ろしいものはない」と言いますが

2016年7月に障がい者施設で発生した、戦後最悪の殺傷事件。元職員による犯行だったことは、皆様も記憶に新しいのではないでしょうか。

この事件を受け、ひまわり園でも内部で協議した結果、昨年度から警備会社セコム様による防犯システムの運用を開始しています。

老人ホームをはじめとする福祉施設は、女性職員が多いのが現状です。夜勤中でも安心して働ける環境は必要ですし、何より自主避難が困難な高齢者の方がたくさん居住しているのですから、備えておくに越したことはありません。

今回の学習会は、セコム様を講師にお招きして、危機管理やBCP(事業継続計画)という大きな話から、不審者が施設内に侵入した際の対応のポイントについてお話をいただきました。

 2

学習会の後半はグループディスカッション。

侵入者が現れたときにどんな対応を取ればいいのか、教えられたポイントをもとに一緒に考えます。

どう外部に事態を知らせるか、建物内の職員同士が情報を共有できるか・・・とにかくスピードが求められることがわかります。

3

人が人を生かし、殺めることもある。

防犯システムを入れたから安心ではなく、どう運用するかですよね。人が運用することには必ずエラーが発生するのですから。

そして何より、ここで勤める職員の人権意識が、一番大事なのだと思います。