究極の決断
2020年05月10日
ご無沙汰しております。園長です。
テレワーク的なことに挑戦してみると、結構できること多いなと感じる今日この頃。唯一の課題は、愛犬が「遊べ」とうるさいことぐらいですかね。
さて、今更ですが新型コロナウイルスは世界的な大流行となりました。中国の武漢が発生源だったこともあり、当初からグローバル経済の崩壊や世界恐慌の再来が噂されていましたが、淡々とシナリオ通りに進む状況に無力感を感じます。
経済の死が「国の死」を意味するなら、各国のリーダーは人命か国命かの究極の選択を迫られているように思います。そして、それでも経済を回そうとするのが人間の暗黙知なのかもしれません。
いずれにせよ、正解がない中で日々決断を下しているすべてのリーダー達に、敬意を表したいと思います。
新型コロナの国内発生から、随時感染症対策委員会で対応協議を重ねてきました 。
しかし、県内初感染が確認されてからは、日々刻々と変化する情報に翻弄されることになります。スピード感をもって情報の共有と決断をする体制づくりに迫られ、4月20日から対策本部を設置しました。
情報や備蓄を対策本部に集約する体制づくりには、災害ボランティアに参加した経験が役立ちました。
また、グループウェアを使って対策本部の決定を職員に毎日公開しています。恐怖は情報の枯渇から生まれるのも自然災害と一緒ですね。
果たしてうまくやれているのか確信は持てませんが、「誰も死なせない」ための取組はまだまだ続きそうです。