ヒーローは身近にいる
2021年08月31日
園長です。
もうすぐ8月が終了となります。
猛暑と雨と五輪が過ぎ去って、今年も残すところ4カ月。やばいと思ったのはあなただけではありません。
出雲市の水害に関しては、既にお忘れの方もいらっしゃるかもしれませんが、今も細々と復旧のボランティア活動が継続されています。
その関連で先日、床下の土砂撤去方法について学習会がありましたので参加してきました。
ここで私の書く記事はしょうもない内容が多いのですが、たまにはお役に立つものをお届けできればと思います。
今回の水害では土砂崩れと床上浸水の被害にあったお宅で作業する機会がありましたが、浸水家屋の復旧作業は相当な時間を要します。
最初は畳を搬出して床板をはがし、床下の土砂を取り除くことになるのですが、実はここから先の道のりが長いのですね。
皆様も「もし自分の家が浸水したら」「親や親戚の家が浸水したら」と想像して、興味を持っていただけたらなと思います。
どんな道具が必要か、参考までに写真を載せておきます。
案外、特別なものが必要というわけではないようです。
床下の消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用します(石灰じゃありませんよ)。
噴霧器が必要な時は、行政に言えば貸し出してもらえます。
そのほか、心得的なことも含めて知りたい人はこちらの冊子が参考になります。
今回の学習会には、多くのボランティア経験者の方が参加しておられました。
それこそ、全国各地の被災地を駆け回っている方もおられるようで。
私より年齢は上とお見受けする方が多かったのですが、実は外見からは想像もできない猛者だったということです。
こんなにも身近に、カッコいいおっちゃん・おばちゃんがいるんだなと初めて気づきました。
足元を掘れ そこに泉あり。
私より、よっぽど福祉の原点を体現する人たちですね。