私の推しとDWAT
2021年10月25日
こんにちは。園長です。
澄み切った秋空 海はどこまでも凪 皆さまいかがお過ごしでしょうか。
24日にしまねDWAT(災害派遣福祉チーム)の一員として、早朝から島根県の防災訓練に参加しましたので少しだけご報告です。
ちなみに災害派遣チームっていろいろあるのはご存じでしょうか。
・DMAT(災害派遣医療チーム)※これ有名
・JMAT(日本医師会災害医療チーム)
・DPAT(災害派遣精神医療チーム)
・JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)
・DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)
・JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)
・日本赤十字社
・TMAT(徳洲会グループ)
・・・などなど。
大規模災害発生後はさまざまな団体が現地入りするわけですが、私たちDWATは上記団体や行政・自治会・住民と連携し、避難所の福祉ニーズを把握して、適切な支援につなげていくことが求められています。
さてさて、今回の訓練では避難所開設の流れを間近で見る機会があったのですが、これが大変参考になりました。
このパイプと布が
あれこれすると
こうなるのですよ。
厄介なコロナをどう予防しながら運営するか、本当に悩ましい問題ではありますが、感染対策がプライバシー向上に寄与したことも確かです。壁ができただけで安心感がまったく違います。
その分、収容人数が大幅に減りますので、避難所をいくつも開設しないといけません。
設営備品の数も収納場所も課題ですし、プライバシー確保は反対に「異変の察知」が難しくなるわけでして・・・こればっかりはトレードオフですね~。
お子様連れの家族向けスペース(要配慮者にも有効)
着替えや授乳室としてのプライベートルーム
段ボールベッドを設営して、そのまま眠りに落ちるDWAT隊員。
コットより断然快適でした。何より背中が寒くない。
これくらいのベッド幅であれば排泄介助が可能ですね。200キロまで耐えれる強度というのも、さまざまな介助場面が想定される中で頼もしい限りです。
しまねDWATは組織されてからまだ活動実績がありません(まあ、良い事なんですが)。
そのため、活動実績のある他県の経験を研修で共有したり、こうして訓練に参加してイメージを持つしかないので、実際に派遣要請が出た際には大慌てになるでしょう。
また、女性メンバーを増やさないと、避難所のさまざまな福祉ニーズに対応できないこともよくわかりました。
いつ発生するかわからない災害に備え、できることから少しずつやっていくしかないですよね。
それにしても、防災グッズというのはどれも機能美があり、男心がくすぐられますね。
4Gの臨時基地局となる車両だったり、ドローン飛ばしたり・・・
その中でも私の推しはこれですね。
イイ!ほしい!