基本の野菜スープ

 

 「離乳食作りは大変」という声をよく聞きます。何をどのくらい?作ったけど食べてくれないなど悩みもつきません。

 保育園で毎日作る野菜スープは、季節の野菜を大きく切って、柔らかく煮るだけの簡単なもの。

 煮えた野菜を、子どもにあった形態に潰したり、切ったりしています。

 基本の野菜スープがあれば、前期から完了までアレンジできますので、紹介しますね。

 

 

前期食(6カ月~7カ月頃) 

高野豆腐のすり流し、セロリ、ほうれん草、玉ねぎ、アスパラ、じゃが芋、人参、おかゆ

野菜スープ

 前期食(野菜のペースト)

 

 中期食(8~9カ月頃)

お麩、セロリ、じゃが芋、玉ねぎ、アスパラ、人参、キャベツ、おかゆ

野菜スープ

*柔らかく煮た人参などを手に持って口へ運びます。

離乳食(中期食)  

  後期食(10~15カ月頃)

煮野菜の豆乳マヨソース添え)

豆乳マヨソース(市販の豆乳マヨ+豆乳)

*大きく切った煮野菜は、手でしっかりつかんで一口の大きさをかじりとって食べます。

*一口大の煮野菜は、指でつまんで口に運びます。

煮野菜の豆乳マヨネーズ添え

 後期食の頃(10カ月頃)になると薄く味をつけてもいいですね。

少量のしょうゆ、味噌が使えますので、大人の料理からの取り分けもしやすくなります。

また、すりごま、花かつお、青のりなどを利用して和え物や煮物を作ると、同じ食材でも風味が変

わりレパートリーが広がります。